弁護士や税理士など士業と呼ばれる職業も当たり前ですが個人なら確定申告、法人なら決算を行ないます。
税率や適用される法律は同じですが次のような特徴や注意点があります。
<収入>
・現金主義と考える人が多いですが他の商売と同じ発生主義。
・着手金という名目でも返還不要が確定していれば収入。
・調査:決算直後の入金や個人口座への入金をチェック。
・調査:顧問先(法人)が作成した支払手数料の資料せんと売上とを照合。
<経費>
・在庫がなく商売の流れがシンプル。一方、預り金の管理は煩雑。
・立替金が先行する場合は資金負担が大きい。
・調査:家事費と経費との境界線をチェック。
調査では売上のもれを重点的に見ますが、それがない場合は一転、経費を執拗にチェックします。
飲食であれば誰と何人で行ったか、自宅の近所の店や休日なら家事費ではないかなど事細かに確認されます。
ある程度否認されてもええわ、と覚悟の上ならやむを得ないですが、きちんと個人とのメリハリをつけている場合は領収書にメモするなど対抗できるようにしておきましょう。