確定申告もいよいよ今週が山場ですが、ふるさと納税をして確定申告される方も多いと思います。
証明書の添付方法については選択肢が増えたので整理しておきます。
1.ワンストップ特例(確定申告自体が不要)
<要件>
・寄附先が5か所以内(同じ市を複数回でも1か所カウント)
・自治体に申請済み (寄附の際に選択して、届いた書類を本人確認書類と共に都度郵送)
・確定申告しないこと(医療費控除等で確定申告するとワンストップ特例消滅して、証明書添付が必要)
<証明方法>
・証明書不要(自治体が5か所までの寄附を集約して住民税から直接控除してくれる)
2.紙で確定申告
<証明方法> 次のいずれか
① 自治体から届いた紙の証明書をそのまま添付
② 特定事業者※が発行する「寄附金控除に関する証明書」を添付
※特定事業者
ふるなび(アイモバイル)、さとふる、楽天、ふるさとチョイス(トラストバンク)、ふるさとパレット(東急)、ふるさとプレミアム(ユニメディア)、ふるさとぷらす(エスツー)、セゾン、ふるさと本舗、三越伊勢丹、JAL、auPAY、ふるラボ(朝日放送)、ふるさと納税ニッポン!(アイハーツ)、G-Call(ジェーエーピー)、ANA、JR東日本
<寄附金控除に関する証明書の取得方法>
・国税庁の事前準備サイトからツールと拡張機能をインストール
https://www.e-tax.nta.go.jp/cps/cps.htm
↓
・ふるさと納税サイトのマイページ等からXMLデータを申請(1~3日かかります)
↓
・届いたファイルをダウンロードして国税庁のツールで開く
↓
・印刷して添付
3.電子申告(マイナポータル連携なし)
<証明方法> 次のいずれか
① すべての自治体名と寄附額をソフトへ手入力(⇒添付書類省略可能に)
② 特定事業者が発行する「寄附金控除に関する証明書」をPDF添付
4.電子申告(マイナポータル連携あり)
<証明方法>
・マイナポータル連携で取得したデータをe-Taxソフトに連携
<対応事業者>
・さとふる、ふるさとチョイス、ふるなび、楽天、JAL,ANA、三越伊勢丹、e-Tax連携サービスに対応する796自治体
寄附先が少なければ証明書をそのまま添付したり、ソフトに手入力した方が簡単です。
寄附先が多い場合は、最初は少し手間ですが「寄附金控除に関する証明書」
を取得する方が漏れもないですし、一瞬で終わるので楽です。