緊急経済対策の一環で全国民に一律10万円が支給されることは既に皆さんご存知だと思いますが、手続き等について整理しておきます。
<対象者>
・4/27時点で住民基本台帳に記録されている人。
・4/27後に亡くなっても受け取れますが、4/27後に生まれた子は受け取れません。
・国籍は問わず。住民票のある外国人も含まれます。
<給付時期>
・窓口である市町村によります。早くて5月中。
・申請期限は受付開始から3か月以内。
<手続きの流れ>
① 市町村から世帯主宛てに申請書を郵送
② 申請書に口座番号を記入し、本人確認書類と口座確認書類と共に返送
③ 家族分をまとめて振込
※マイナンバーカードがあればオンラインで申請可能。口座確認書類はアップロード。
<その他>
・世帯主にまとめて振り込まれますが、DV等で別居している場合には個別に対応が行われます。
・口座がない場合は例外的に窓口での受け取りも可能です。
・家族のうち、受け取らない人がいる場合はその旨を申請書でチェック。家族全員が受け取らない場合は何の申請もしなければ振り込まれません。
・受け取った所得税や住民税は非課税となる予定。
・給付金を装った詐欺(ATM操作、手数料の請求、メールや電話での個人情報聞き出し等)には気をつけましょう。
過去にも似たような給付金があったため、手続きは比較的シンプルです。
総務省によると、施策の目的は”家計への支援”ですが、「医療現場をはじめとして全国各地のあらゆる現場で取り組んでおられる方々への敬意と感謝の気持ちを持ち、人々が連帯して一致団結し、見えざる敵との闘いという国難を克服しなければならない」という緊急経済対策の文言も引用されてます。
何となく”見舞金”としての意味合いもあるようなので、そのあたりが税金が非課税となっている理由かも知れません。