財務省の発表によると税収は伸びているようです。
2018年度の国の税収総額は60兆3563億円で、バブル期を上回って過去最高となっています。
<主要な税金の内訳>
・所得税 19兆9005億円(+5.4%)
・法人税 12兆3180億円(+2.7%)
・消費税 17兆6809億円(+1.0%)
<増加の要因>
・所得税は給与や配当の伸びと株の売却益が増加要因。
・法人税は企業業績が堅調。製造業の輸出が伸び悩むも非製造業が好調。
・消費税は個人消費が回復。導入時(3%)は4.6兆円だったものが約4倍に。
<気になる点>
・歳出は101兆4564億円あり、税収を大幅に上回っています。
・所得税収のうち、4000億円はソフトバンクグループ内の配当で大半が来年度還付予定。
・来年度の税収見込みは消費税増税もあり、62兆4950億円。
税収が過去最高になっていて、内閣支持率が56%で横ばいなので、さすがに消費税の10%増税はこのまま進みそうです。
あと3ヶ月ですのでレジ対応や値段設定など準備を進めておいた方が良さそうです。