クレジットカード納付やネットバンキングでの振替など様々な税金の払い方ができるようになりましたが、年明けからさらに増えています。
題名にもある通り、QRコードを発行してコンビニで納付するというものです。
コンビニ納付は従来からありましたが、専用の納付書を税務署に取りに行くか、郵送してもらう必要があり、手間でした。
新しい制度では国税庁のHPでQRコードを発行し、紙に印刷するか、携帯に保存してコンビニに行けば24時間納税が可能になります。
<対象税目>
〇 所得税、法人税、消費税、相続税、贈与税などほとんどの国税
〇 加算税や延滞税
✕ 源泉所得税
源泉所得税がダメなのは給料や人数など税額以外の情報が多く、申告書に近い役割を果たしているためと考えられます。
<上限と手数料>
・30万円まで
・手数料不要
なお納付は現金のみでカード払いや電子マネーは不可です。
<対象となるコンビニ>
〇 ローソン、ミニストップ
〇 ファミリーマート
✕ セブンイレブンなど
LoppiとFamiポートの端末を使うため、現状ではこれらの端末があるコンビニに限定されています。
<手続きの流れ>
① 国税庁HPのコンビニ納付用QRコード作成専用画面で住所、氏名、税務署名、税目、税額などを入力。
② 表示されたQRコードを印刷するか画像で保存してコンビニへ。
③ コンビニの端末で納付書を発行してレジで納付。
実際にやってみましたが、かなり簡単でした。
なかなか昼間に銀行に行けない方にとっては今までの納付制度の中で一番簡単なのでお薦めです。