水素で動く燃料電池車。水しか排出しない究極のエコカーと言われています。
これは”買い”なんでしょうか。
走っているところをほとんど見ませんがそれもそのはず、国内で600台ほどしか登録されていません。
補助金や税制優遇も気になるところですが、スタンドがあるかどうかも気になります。
水素ステーションは全国で78ヶ所。
近畿圏では大阪7、京都2、兵庫1ヶ所です。
3分の充電で650キロ走れるそうですが、あまりに少ないのも不安ですし、ドライブしててもスタンドの場所ばかり気になってしまいます。
設置に1ヶ所4億円、運営費が年4~5千万円かかることが普及の障害になっているので大手企業が集まって補助金を出す新会社を設立するという記事も出ていました。
補助金と税制優遇に関しては次のようになっています。
<補助金>
・約200万円(定価700万円前後)
(一社)次世代自動車振興センターを通じて補助金が支給されます。
電気自動車やプラグインハイブリッド車が10~60万円なのに比べるとかなり大きいです。
<税制優遇>
・自動車取得税:非課税
・自動車重量税:免税
これは電気自動車、プラグインハイブリッド車、天然ガス自動車、クリーンディーゼル車と同様です。
・自動車税:概ね75%軽減
これも電気自動車、プラグインハイブリッド車、天然ガス自動車、クリーンディーゼル車と同様です。
補助金や優遇税制に関しては東京都や兵庫県のように独自の支援を行なっている自治体もあります。
普及にまだ時間はかかりそうですが、最新のエコカーに乗ってみようかなという方は補助金や優遇税制をフルに活用しましょう。