連休明けの10月11日から『全国旅行割』と『イベント割』がスタートします。
バタバタと決まったのでまだはっきりしない点もありますが、『イベント割』について現状で分かっている内容を整理しておきます。
<概要>
コロナ禍で甚大な影響を受けたスポーツ、音楽、文化芸術などのイベントのチケット代を割り引くことで需要を喚起しようとする取り組み
<対象イベント>
・コンサート、演劇、伝統芸能、スポーツ(参加及び観戦)、展示会、映画館、博物館、美術館、動物園、水族館、ファッションショー、舞踏、遊園地、テーマパークなど
・オンラインイベントもOK
<割引>
・チケット代の20%(上限2,000円)
・1回あたりの購入上限は5枚
<期間>
・2022年10月11日~2023年1月31日
・予算を使い切ったら早く終了する可能性あり
<流れ>
① 主催者が事務局へ登録(2022年9月26日~2023年1月17日)
② 消費者が割引でチケット購入 ※
③ 事務局へ実績報告後、割引分の給付金が入金(約3週間後)
※参加型のイベントではワクチンの3回接種証明やPCR検査等の陰性の検査結果が必要とされています…。
<税務の取扱い>
・給付金の収益計上時期:入金があった日の属する事業年度
・消費者の割引相当分:一時所得に該当(年間50万円の控除あり)
いろいろ条件はありますが、コロナの影響が大きかったスポーツやエンタメ業界にとって少しでもプラスになることが期待されます。