会計業界以外の方には全く響きませんが、業界内ではアツイ神学論争として
”電卓はシャープかカシオか?”
というものがあります。
機能の差は多少ありますが、結局のところ慣れの問題なので、最初に簿記の勉強を始めた時にどっちを使っていたかということに尽きる気もします。
その意味では学校や専門学校の指定電卓に選ばれるとかなり有利なように思われます。
ちなみに書いてる私は20年以上シャープ一筋です。
世界シェアで言うと、カシオが約30%、シャープが約25%、テキサスインスツルメンツの約10%を挟んで、キャノンが約8%ほどです。
そんな中、カシオから複数税率対応電卓が6月に発売されます。
軽減税率が導入されて10%と8%が混在する場合でも一発で合計が計算できて、税率別に税込み総額や消費税額も分かるようです。
操作を覚えるまではちょっとややこしいですが、使いこなせば効率アップにつながりそうです。
ちなみに「税込1」「税抜1」「税込2」「税抜2」「税計算合計」というボタンになっているので、税率が3つになると対応できなくなります。
ただでさえ軽減税率や経過措置でややこしいのでそんな時代が当分来ないように祈りますが…。
※写真はカシオHPより